インフラエンジニアを目指して

12.11

インフラエンジニアを目指して はコメントを受け付けていません

最近、募集案件の話を多数いただいておりたくさんのエンジニアさんとお話しする機会が多くございます。

そんな中で、ヘルプデスクエンジニアから次にどのようにステップアップをすべきなのか悩んでいる方を多く見かけます。

実は富士DS代表の氏原も20年ほど前にヘルプデスクからエンジニアをスタートさせました。

当時はヘルプデスクは単なるオペレーターであることが多く、お給料も非常に低く待遇の悪いポジションでした。

現在も決してハイスキルを要求されることも少なく、単金も低く設定されておりますので業界の需要は変わっていないように見えます。

エンジニアを目指すうえでやはり必要になるのは勉強です。

開発系の方やSeverサイドのエンジニアの方は学校があるので通うことでスタートラインに立つことが可能です。

しかし、一般的にインフラエンジニアや社内SEといったポジションの方は学校もなく、知識も総合的に必要となるため熟練のエンジニアになるために苦労されていることが多いですね。

 

インフラエンジニアとして一人前になるには、知識と経験とスクリプトだと思っております。

知識はまずは MCP からでしょうか。

Windowsクライアント、Windows Server 各種、SCCMやExchangeなどミドルウェア

上記の資格を取ることで、知識として必要なことは網羅できます。

資格としては大変かと思いますが是非 CCSE の取得を目指すべきですね。

私はWindowsを中心として仕事をいただくことが多いのですが、上記の資格取得に必要な知識だけで8割は問題なく対応できます。

全部まとめて1年程度あれば十分に合格できるレベルなのでぜひ取得を目指してください。

また、ネットワーク系としてあまり難しいのは不要かと思いますが、CCNA程度は取得したほうが良いかと思います。

 

現在の業界の状況であれば上記の資格を持つだけで、就労可能です。

ここで気を付けることは、DomainAdmin の権限を付与される現場かどうかです。

外資などによくあるコントロールはすべて海外で、日本のエンジニアは下働きだけという現場は吸収できることは少ないのでご注意ください。

経験については3年周期で現場を変えるのが良いと思います。

3年程度はいないと重要な部分は任されないことが多いですし、各現場の設計の癖など深い部分まで覚えるためにはある程度は時間が必要だからです。

 

最後に、スクリプトは Powershell を使えるようになりましょう。

例えば、クラウドを利用するためにADのユーザーオブジェクトのUPNを1万人分変更する必要があるというときに、手動では事実上不可能です。

Powershellを使えば作成に1時間(慣れていれば5分)・実行にはだいたい1時間程度で完了します。

Windows で GUI で行っている作業はすべて Powershell が実行可能です。

現実的に今更BATを覚えても使う場面は少なくなっておりますので、今から覚えるのであれば Powershell がお勧めです。

Exchange も SCCM も AAD もWindowsクライアントもPowershell一つですべて対応可能です。

GUIエンジニアにはとっつきずらい物ですが、覚えてしまえば簡単なのでまずは初めてみてください。

 

最後に弊社ではインフラエンジニアを常時募集しております。

もし現在必要なスキルが無く、勉強に行き詰っていたら是非教えてください。

簡単ではありますが時間のある時に勉強会も行っておりますので、お気軽にお声がけください。

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